幼児教育への関心高まる

日本では最近幼児教育がブームになっているようだ。少子化傾向の分、ひとりの子供に注がれるお金やパワーが集中しているのだろう。特に都会には幼児教育の教室が溢れていて、生後6ヶ月からリトミックの教室やスイミングスクールに通ったり、一歳にも満たない赤ちゃんが忙しそうに毎日毎日母親に連れ回されている。

フランスでも幼児教育への関心が高まっているが、日本のお稽古意識とは違って、国をあげてきちんとした教育プログラムが用意されている。

この早期の教育は、義務教育が始まる前のもので、日本で言うと幼稚園ということになるが、幼稚園よりも早くスタートする。教育プログラムに沿って資格を持つ先生から、子どもたちがモノやカタチの絵柄を見分ける訓練をうけ、次第に文字の読み書きの訓練を受ける。日本で最近流行の脳科学の知識に沿ったトレーニングにちょっと近いものだ。託児所ではないので、先生は教えることに集中する。オムツは換えてくれないというわけだ。

「教育は早ければ早いほうがいい」とされており、「早く始めた方が優秀な子供に育ち、落第しない」という科学的なデータが出ているようだ。だが、この教育を受けられる2歳児はまだ全国でも18%だけだという。

日本でも高い授業料を払って受けられるお稽古ごとにするのではなく、幼稚園、保育園で定期的に受けられる教育にしてしまえばよいのにと新政権に期待してしまうが、待機児童の解消や子供支援金の実施など優先課題が多いから、そこまで手が回らなそうである。

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