第2回フレンチビジネス大賞:ゴディバが大賞受賞
昨年に引き続き2回目となるフレンチビジネス大賞。本年度のグランプリ(カンパニー・オブ・ザ・イヤー)はゴディバ。ご存じゴディバはベルギーのチョコレートで有名な企業で、フランスの企業では無い。Tin Tinの作者エルジェのようにベルギー人も有名になると「フランス人」にされてしまったのか?
この賞は、在日フランス商工会議所の主催する賞で、この商工会議所の会員企業が応募することが出来る。その中で業績などからゴディバが選ばれたと言うことだ。近年チョコレート市場は毎年縮小しているのだが、ゴディバはこの数年業績が伸びており、昨年は20%以上も伸ばしたという。
この賞の選考に当たっては監査法人まで同席する形で、フランス商工会議所などフランス関係の人間、経済産業省の関連団体の人間、ジャーナリストなど5人で審査されています。
カンパニー・オブ・ザ・イヤー部門:
ゴディバジャパン株式会社
ご存じチョコレートの会社。バレンタイン期間にはCMもよく見ます。
イノベーション部門:
LM3LABS株式会社
画像認識をコア技術としてクラウドサービスなどで仮想現実やゲームなどに応用されています。
環境貢献部門:
ダノンジャパン 株式会社
ここ数年間で20パーセントのCO2削減などが評価され、他の賞も受賞しています。
ベスト中小企業(SME)部門(全ノミネート企業から選考):
ネキシラ 株式会社
アカシアガム(アラビアガム)の世界最大のサプライヤーで日本でもシェアが25%あります。アイスクリーム、ガム、絵の具、薬(錠剤のコーティング剤)などの原料です。
環境貢献のダノンジャパンは去年のカンパニー・オブ・ザ・イヤーに引き続き受賞しました。こちらに関しては応募企業が少なかったようです。
昨年のベスト中小企業に選ばれたGLS JAPAN株式会社はグラムール・セールスを運用している会社で電車の大きく広告を出すようになるぐらい発展しています。