eBay、ロレアルに勝訴
フランスの化粧品大手会社ロレアル(L’Oreal)が、サイトで同社製品の偽造品が販売されているとして米インターネットオークション大手イーベイ(eBay)に損害賠償を求めた訴訟でeBay側の主張を認める判断を下した。
ロレアルはeBayに対して損害賠償480万ドルを求めていたが。判事はサイトでの偽造品販売に関してeBayに責任を問うことはできないとの見解を示した。
eBayは年2000万ドル以上を費やし偽造品対策を行っている。偽造品とみなした商品にたいしては出品削除を行うなどしてきたが、ロレアルは現行のeBayの措置は十分でないと主張している。
ブランド品と偽造品との戦いに新たな展開となった。消費者は偽造品と知らずに買うのか。それとも安い価格で偽造品と納得した上で買うのか。そのスタンスの違いでショッピングに大きな違いが出てくるのは必至である。