好調なフランス映画、44年ぶりの快挙
フランス映画が好調です。特にコメディーが好調で、1千230万人が見たQu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?(神様に何をした?)を筆頭に、5300万人を動員したSuper Condriaque(ダニー・ブーン監督主演)、520万人のLucy(リュックベッソン監督)となっています。フランス映画が1〜3位を独占したのは44年ぶりだそうで、昨年のフランス映画の好調ぶりがうかがえます。
近年では2011年の「最強の二人」のヒットの後、2013年には壊滅的に落ち込みました。「雪だるま現象」といって1つヒット作が出ると、他の作品にも波及し、映画界全体の動員数が増えるといわれています。
フランスはヨーロッパでは最も映画が好きな国民だそうで、イギリスやドイツを遙かに超えるそうです。1ヶ月に1本、2本を見る人はざらで、毎週見ている人もいます。
いよいよカンヌ映画祭も始まりますし、フランス映画祭も来月です。
Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?は今年のフランス映画祭に上演の予定もあるようです。
追記:
Qu’est-ce qu’on a fait au bon Dieu ?は「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」という題名でフランス映画祭2015で上演されることになりました。