「ベールに罰金」が、国籍取り消しの事件に発展

フランスではベールの着用をめぐる問題が、国籍取り消しの事件に発展し大きな話題となっている。

発端は、女性が運転中にイスラム教のベールをつけていたことに罰金が言い渡されたこと。女性は罰金は不服なものとしてマスコミの注目を集めようとしたが、その女性の夫に4人の妻がいたことが発覚。4人の妻には子供がいて、それぞれ片親の手当てを受け取っていることもわかった。

これに対してオルトフ内相が、この夫が重婚の罪にあたるとして、フランス国籍を剥奪するよう要請している。

法律的には夫は1人の妻と結婚しており、そのほかの妻たちが片親手当てを受け取っていることも問題はない。そのため、この重婚の罪にあたると言い渡された夫は、オルトフ内相を公に批判している。

ベール着用の問題をめぐる議論は、国内でもまだクールダウンしておらず、この事件をきっかけにさらなる物議を醸し出している。

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