エッフェル塔に爆破予告、2000人の観光客が避難
9月28日、パリのエッフェル塔は騒然とした。敷地内に爆発物をしかけたという爆発予告の匿名電話があったからだ。警察と軍が出動し2000人の観光客が避難させられる事態となった。
結局、何も起こらずニセの予告であったわけだが、こうしたニセの爆発予告の電話がパリでは年間40件近くあるという。
たいていは、パリの人が多く集まる場所、通り、建築物がターゲットであり、電話の主は男性だそうだ。
予告の目的は何か。爆発予告のたびに、警察と軍が出動し右往左往させられているが、その光景を楽しみたいという精神異常者なのか。とにかく、爆発は実際に起きていないのだから、実際に事を起こさぬよう祈るのみだ。
ちなみに、こうした予告の電話は、2年の刑と3万ユーロの刑が科せられる。