人気のキット式住宅でコスト削減

先日、フランスでは引越控えが進んでいるというニュースをお伝えした。新築件数も減っている他、賃貸の家賃も10年ぶりに減少しており、不動産業界の冷え込みは厳しい。

また、引越をしても業者に頼まず自分の手で引越を済ませようとする人が増えていることから、スタッフ抜きで段ボール箱とトラックだけを貸し出すような新たなサービスが生まれているが、不動産業界でも同じようなセルフサービス式の住宅が人気をよんでいる。

住宅もセルフサービス

この、セルフサービス式の住宅はキット式住宅と呼ばれるもの。基本の枠組みだけは業者が建て付け、中の配線や配管工事、部屋の仕切の壁うちなどを自ら行うというもの。これによって30%もコスト削減ができる。

もともとは低所得者層向けの住宅だったようだが、この不景気で購入者の裾野は広がっている。フランス人の45%は賃貸住宅に住んでいるが、マイホームへの夢は誰しも同じ。低価格でも購入できるセルフサービス式にまだまだ人気が集まりそうだ。

部屋の家具をちょちょいっと自分で作ってしまうフランス人の友人を思い出した。普段から家のメンテナンスをDIYしているフランス人なら、マイホームを半分自分で作り上げようという発想はさほど突飛ではないのかもしれない。

関連記事

AntenneFranceの本



YouTubeチャンネル

ピックアップ記事

  1. 日本よりも学歴社会と言われるフランスでフランスの大学入学資格であるバカロレアの合格者が発表され、大学…
  2. 2010/10/25

    産休延長へ
    フランスの年金改革のデモの話が大きくて隠れているが、ヨーロッパ議会は産休を延長する法案を採択した。E…
  3. espace sans tabac
    フランス国内の子どもの遊び場を全面禁煙にする行政命令が出ました。 違反した場合は68ユーロの罰金が…
  4. 今年あたり、友人がフランス人男性と結婚することになりそうです。彼女がフランス留学時代に知り合い、以来…
  5. 衆議院議員選挙もいよいよ終盤戦。地方分権を叫びながら、地方自治体の政策に反対する選挙演説を聴くたびに…
  6. 日本での現政権の維持が困難なことが原因か、麻生総理はG8で参加国首脳にもメディアにもあまり相手にされ…
  7. フランスでは会計検査院が上場している多国籍企業が税を免れているという調査結果を発表した。その…
ページ上部へ戻る