サルコジ大統領、マスコミに怒る
最近フランスを騒がせているのはミッテラン文化相の小児性愛の疑いであったり、サルコジ大統領の息子ジャン・サルコジ氏の公的機関への要職就任問題だ。
サルコジ大統領にとっては、顔のまわりを蚊がとんでいるようにうるさいようで、ついにこれらの話題に食いつくマスコミを批判するコメントを行っている。
「コメンテーターはコメントをするのが仕事だが、私たちの仕事は行動することだ。行動する側が批判されやすいのは仕方がない。コメンテーターと仕事が違うのだ」と述べている。
ジャン・サルコジ氏のEPADのトップ就任については、サルコジ大統領の「絶対王朝」制とまで揶揄されており、これまで強力なリーダーシップが印象的なサルコジ大統領だが、ここまでくると公私混同極まりなく、私的な感情に埋もれているようにしか思えないのだが、いかがなものだろうか。