サルコジ大統領、心配ないアピール
体調不良により入院、翌日には即退院というお騒がせ振りを発揮したフランスのサルコジ大統領。夏休みに入る前の最後の閣議を終えた後に、大統領府前で簡単な挨拶を行った。
体調に関する悪い噂が飛び交う中、それを吹き飛ばすのが狙いのようだ。「今は休息が必要だが、大きな異常は今のところない。検査に異常があったら公開すべきだと考えている」と話した。
大統領のホームページでも今回の入退院で「大きな問題はない」と報告している。
大統領府の玄関前でのこういった挨拶は異例のケース。マスコミの露出時間が歴代の大統領と比べて長いとか、150年ぶりに上下両院の前で演説を行ったりとか、とかく前へ前へ出ていく大統領らしく、ここでも目立ちたがり屋流の挨拶となった。