フランス人になるために

「フランス人とは何か」そんなアイデンティティへの問いが、フランス国内で議論を呼んでいる。

フランスは移民国家だ。多くの移民を受け入れる一方、同時に多様性を受け入れることが難しくなってきている。

フィヨン内閣が新しく提案している法案では、新しくフランス国籍を取得する者は、国民としての権利と義務の憲章に同意しサインする必要がある、というもの。

また、小学生から高校生までは全員、少年市民手帳を持ち、学校では三色国旗を掲げ、人権宣言を教室に常備するという内容も加わっており、フランス人であることをナチュラルではなく、必要以上に強調しようとするような内容だ。

多くの移民を受け入れてきても、フランス人が同調するのではなく、移民にフランス人になることを強要する。非寛容的にも思えるがどうだろうか。

与党内でも批判が出ているこの提案、国内で議論を呼んでいる。「フランス人とは何か」じっくり考えれば答えが出るのか。議論の行方は、移民問題を抱えた先進国が注意深く見守っている。

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