日本とフランスの自殺者数

日本の自殺者数は警視庁の資料によるとここ十年、毎年3万人を超えており増加傾向にある。国際比較では、自殺率は10万人で23.7人で8位とかなり上の方だ。減る気配の見られないこの数は社会問題となってきており、特に30代男性の自殺者の増加数は深刻なものだ。

フランスは10万人で17.6人が自殺している自殺率で世界で19位と低くはない。むしろ、ヨーロッパ諸国ではかなり高い方ではないだろうか。世界同時不況の影響によって、多くの会社がリストラを行っているが、先日、このリストラによってまた新たな自殺未遂者が発生した。

フランステレコムの50代の男性社員が、リストラが決まった後の朝の会議で、自分のお腹をナイフで切って自殺を図ろうとしたというもの。かなり大胆なこの行動だが、これによって社員全体の不満が爆発、パリやマルセイユでのデモにつながった。

労組側は経営側の能力に問題があると訴えており、経営側はリストラの一時中止を提案している。この男性、死には至らなかったそうだが、職を失い人生への希望を失った。

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