EU議会選挙始まる

EU議会連合の選挙が始まった。有権者約3億7500万人で736議員(任期5年)を選出する大規模選挙だ。各国の比例代表制で行われるが、まずは英国とオランダで4日にスタートした。EU27ヶ国のうち大半の国は7日に投票される。

世界大不況の中、雇用不安や生活レベルの質の低下などEU市民にとっても辛い時期の選挙だけに関心が高いかというとそうでもないようだ。市民の関心は低く「必ず投票する」と回答したのが43%にとどまるという最新の世論調査も出ている。「世界で唯一、直接普通選挙によって選ばれる超国家議会」(仏ルモンド紙)と騒ぐのはマスコミだけか。

そうはいっても、各国では選挙に向けてのキャンペーンで熱を帯びている一面もある。スペインでは「EU議会で決まったことは70%以上が国民の生活に影響する。積極的に投票してほしい」と呼びかけが行われた。先日紹介したEU基準ではキュウリの半径やバナナの長さなどが決められているのだから、確かに国民の生活への影響力は大と考えても良さそう。

フランスでの予想得票率は、サルコジ大統領の支持母体であるUMP(国民運動連合)が27%とトップ、続いて社会党20%、ヨーロッパエコロジー党13.5%の順に続いている。

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