ワクチン接種大作戦

マクロン大統領は新型コロナウィルスのワクチン接種を急ぐことを望んでいます。
最も体力の弱い人々には12月末から接種を開始し、来年の4月から6月にかけて広く一般市民を対象に行うと発表しました。

接種には数種類のワクチンが使われる予定です。モデルナ、ファイザーがヨーロッパでの使用許可を申請しています。
12月29日までに結果が出ると見られています。

ワクチン接種を成功させるため、大規模なワクチンの輸送が開始されます。
ファイザーのワクチンをEUは2億回分注文、さらに1億回分を追加するオプションを得ています。

注射器や包装材の輸入はアジアから船で6週間かかります。
有効成分はアメリカにある3つの工場おから飛行機で1日20便が世界中に届けます。
エールフランスの飛行機では1便あたり-70度の冷凍庫で100万回分運ぶことが出来ます。

有効成分の一部はベルギーとドイツの工場でも一部生産され、フランスではノルマンディーの工場でワクチンの梱包が行われます。
3つの工場から毎日数百台のトラックがまもなく保健所が発表するフランス全国330カ所の配送センターなどにワクチンを配達します

問題は、このワクチンを受けたくないという人をいかに説得できるかです。
ウイルスの感染拡大を防ぐために必要だからと説得できるかどうかです。
フランスでは3人に1人がワクチンを受けたくないと答えており、24%が拒み、19%が確実に拒むと答えています。

ワクチン接種に積極的の立場をとっていても、未知の要素が多すぎて患者を安心させるのは難しいようです。
ワクチンの中身について情報が十分に与えられていないそうです。
不活化ワクチンなのか、毒性をなくしたものなのか、生ワクチンなのか、副作用はどういったものなのかなどの情報が広く伝えられていません。

接種が始まる前にワクチンの内容やその効果について、フランス人が早急に啓発する必要があり、ドイツの国営放送などでもワクチン接種の必要性が伝えられています。
ワクチンに対する信頼感を高めるため、行政府はワクチンに関する疑問に答える市民グループを設置して、摂取キャンペーンの際に活用していく方針です。

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