ワクチン接種開始するも、不人気に
フランスでは全国一千箇所のセンターで新型インフルエンザワクチンの予防接種キャンペーンが開始されたが、どこのセンターもワクチンを受ける人の姿はまばらのようだ。フランス人の、ワクチン接種によるリスクへの不安が顕著となった。
体育館などに設けられたセンターでは、接種者の人数が予想を下回り、医師、看護師など待機するスタッフが時間をもてあます姿が見られた。ワクチン不足が連日のように報道されている日本では到底考えられないような光景かもしれない。
ヨーロッパでは他にもドイツなどでも副作用のリスクを恐れる人が多く、接種をためらう傾向がみられるという。