次世代高速列車AGV

フランスの輸送機器大手のアルストム(Alstom)はTGV(Train a Grande Vitesse) に置き換わる次世代高速列車AGVを発表した。AGVはAutomotrice Grande Vites seのイニシャルだ。名前は少ししか変わらないが、動力方式がいわゆる日本の 新幹線方式を採用している。
この違いは何かというと、TGVでは動力源が列車の先頭と末尾にあり、機関車 が列車全体を引っ張るという方式。利点は機関車以外の車体は安く製造できる。 また、モーター無い客席は動作音が聞こえないのでより静かになる。
新幹線方式は全車体にモーターを設置しているが、この利点は加速が速いこと。 加速が速いために最高速度になるまでの時間が短く、到着までの時間を短縮す ることが出来る。日本のようなカーブの多い地形などで、減速を余儀なくさせ られたり、停車駅が多い場合は、この様なシステムが有利と言われている。
AGVは、以前よりより速く、軽く、エネルギー効率が高く、98%がリサイクル可 能と環境にも配慮した設計で、客室はよりゆったりしているという。TGVの営 業最高速度320Km/hを40km/h更新し360kn/hとなる予定だ。既にイタリアに受注 されフランスでは2014年ごろ登場とのこと。
いくらフランスが好きでも日本の新幹線が負けるのは悔しいが、フランスは在 来線でも200km/h以上を出し鉄道に関しては最先端を行っていたらしい。日本 の場合、東海道新幹線など1960代の設備だし単なる高速化は厳しいかもしれな いが、山の手線並みの過密ダイヤの運行などスピード以上の能力など特筆すべ き点が多い。フランスはTGV方式の優位性を主張して外国の新幹線新設の契約 を獲っていったが、結局日本の方式を取り入れることになった。

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