オェ、、、早く終わらないかな。観るのをやめれば良かった。と思ってしまったこの映画、シッチェス映画祭(カタロニア国際映画祭)で様々な賞を受賞しているし、あのヴァネッサ・パラディの妹が主演しているしと、気になる作品ではあった。
ホラー映画は国民性が良く出ると思うが、日本のホラー作品の怖さとハリウッド物の怖さとは全く違う。ではヨーロッパではどうかと言えば、やっぱり違うのである。この作品はホラーではなくてスリラーというジャンルに入るらしい。
妊娠している女性は決して見ない方が良いと思うが、明日にも出産のために入院するという女性をハサミで切り裂き赤ちゃんを奪おうとする。様子を見にきた人々がザクザク殺されていく。猫も一握り。
観ている最中は気持ち悪いが、ストーリーもクリエイティブだし、1時間20分は思ったより短く感じられた。


衝撃作「ベティブルー」から15年、フランス映画界から人間の常識を凌駕する
破壊と狂気のラブストーリーが誕生した!
2007年11月14日キングレコード(株) VC制作部 映像グループ
<ストーリー>
交通事故で夫が突然他界して以来、一人で暮らしている若手カメラマンで妊婦のサラ。世間はクリスマス・イブだったが、サラはイブを一人きりで過ごしていた。翌日には出産のため、病院に入ることになっていた。そんな中、夜中に見知らぬ女性が玄関のドアをノックする。怪しく思ったサラは、女を中に入れることを拒否するが、女は帰ろうとしない。怖くなり、警察に通報するサラ。暗闇の中から女は一枚ガラスの大きな窓を通して、サラを見つめている。が、通報を受けた警官がやってきた時には女の姿は消えていた。近隣で起きている暴動に気を取られている警官は、おざなりに家の周りを点検した後、帰って行く。家中を施錠するサラだが、すでに女は家の中に入り込んでいた。必要にサラを追い詰めようとする女。陣痛が始まったサラは、何とかして気の狂った女から自分の身を守ろうとする。果たして女の狙いは・・・。
<キャスト>
ベアトリス・ダル [Béatrice Dalle] 1964年12月19日生まれ。フランス出身の女優である。
モデルをしていたときにジャン=ジャック・べネックス監督に見出され、「ペティー・ブルー/愛と激情日々」で精神に異常をきたす主人公を演じて、一躍フランスのセックス・シンボルとなった。出演のきっかけになった彼女のポートレイト写真は、そのままこの映画のポスターに使われている。
主な出演作品:ベティ・ブルー/愛と激情の日々 (86年) ナイト・オン・ザ・プラネット (91年)
ブリジット/女が男を奪うとき (92年) パリ、18区、夜。 (94年) ブラックアウト (97年) ガーゴイル (01年)
アリソン・パラディ[Alysson Paradis]
ヴァネッサ・パラディ妹
監督:ジュリアン・モーリー & アレクサンドル・バスティロ
キャスト:ベアトリス・ダル (『タイム・オブ・ザ・ウルフ』、『ガーゴイル』、『パリ、18区、夜。』、
『ベティ・ブルー/インテグラル 完全版』、『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』)
アリソン・パラディ (ヴァネッサ・パラディの妹)
ナタリー・ルーセル (『プロヴァンス物語/マルセルのお城』)
フランソワーズ=レジス・マルシャン (『ギャングスター』)
ニコラ・デュヴォルシェル (『ガーゴイル』、『さよならS』)
ルドヴィック・ベルシロー (『ブラッディ・マロリー』)
エーマン・サイディ (『サン・ジャックへの道』)
エマニュエル・レンツィ (『レジェンド 三蔵法師の秘法』)
脚本:アレクサンドル・バスティロ
撮影監督:ローラン・バレ (『男と女と男』)
編集:バクスター (『ヒルズ・ハブ・アイズ』、『ハイテンション』)
音楽:フランソワ・ウード (『ハイテンション』)
衣装デザイン:マルティーヌ・ラパン (『アンジェラ』、『トランスポーター』)
特殊効果、特殊メークアーチスト:ジャッキー=オリバー・モロン (『パリ、ジュテーム』、『ルパン』、『ブラッディ・マロリー』、『アメリ』)
2007年 フランス映画/カラー/上映時間 83分/フランス語

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