AntenneFrance n.400 物価高騰のニュース

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A__n__t__e__n__n__e____F__r__a__n__c__e______________ISSN_1881-2597_n.400
  S O M M A I R E  2008/4/29
  □物価高騰のニュース
  □公共放送のコマーシャル廃止?
  □聖火リレーとフランスの今
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 アンテンヌフランスも今号で400号を迎えることになりました。今後ともご愛読
 を宜しくお願いいたします
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◆◆物価高騰のニュース
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 日本でもガソリン価格の高騰やそれに対する政府の対応に一喜一憂する日々が
 続いているが、石油価格の高騰は世界でも共通のテーマ。
 フランスでも連日のように原油価格の高騰に悩まされているニュースが報道さ
 れている。消費者の声は切ない叫びは日本もフランスも全く同様だ。「1年前
 は満タンにすると50ユーロぐらいだったのが、今では75ユーロかかります。家
 賃やガソリン代を支払っているうちに、貯金する余裕なんて全くないわ」
 一番の痛手を被っているとされるのが運送会社。ドライバーの給与や固定費は
 同じだけかかっても、燃料費だけが上がっていては商売にならないと、業務そ
 のものの削減を検討している会社もあるそうだ。
 それでも、日本より状況はましなのだろうか。国際市場では石油はドルで支払
 われるため、強いユーロのおかげで、原油高騰の影響は軽減されているとか。
 ちなみに、ガソリン価格の高騰と同時に連日のニュースになっているのが、物
 価高騰について。日本でも、スーパーにいけば、一目瞭然野菜の価格が上がっ
 ている他、バターは今や原材料の不足で手にすることすらままならなくなった。
 このご時世を反映してか、日本の20代の若者が、今、最も関心のあることとし
 て「貯金」をあげている。日本の場合は年金や保険料など政府の搾取とも言え
 るような政策が一つの原因となっているが、物価の上昇で悩まされているのは
 フランスの若者も同じに違いない。
◆◆
◆◆公共放送のコマーシャル廃止?
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 公共放送のコマーシャルを廃止するための草案がサルコジ大統領に提案された。
 内容は3年がかりでコマーシャルを徐々に減らしていくというもの。2009年に
 は20時以降、2011年には全廃を目指す。
 しかし、これだけ発展してきたコマーシャル放送を廃止することに異論を唱え
 る者もいる。コマーシャル収入8億ユーロの代替財源も決まっていないのに、
 廃止論だけを進めては危険ではないか、という声だ。
 サルコジ大統領が提示した電話通信やインターネットプロバイダを使用すると
 いう代替案については白紙のまま。
 フランスの公共放送の行方はどこへ?
◆◆F R A N C E J O R N A L
◆◆聖火リレーとフランスの今
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 長野県で聖火リレーが行われた。途中には乱入者が聖火に卵を投げつけたり、
 プラスチックを投げつけるものも出ており、国際的に報道されるのはそういっ
 た部分のみが切り取られて報道され、聖火式の不穏な雰囲気が強調されるのは
 間違いないだろう。
 さて、北京オリンピック絡みでのフランスと中国の関係の今をいくつか紹介し
 よう。
 中国国内のカルフールが中国人にボイコット運動で囲まれた映像を覚えている
 方もいるだろう。もともとカルフール不買運動は、同社がダライ・ラマら、チ
 ベット独立派を支持しているという理由で始まったが、その後、同社がそれら
 を否定し、北京オリンピックへの支持を表明。現在も続く不買運動に対して、
 中国商務部の関係者は抗議活動の自粛を求めているという。
 ちなみに、カルフールの中国国内での店舗数は112店舗、1日に200万人が訪れ
 るというから、ボイコット運動による経済的ダメージは大きい。
 フランス製品のボイコット運動はフランス旅行にも影響を及ぼしている。これ
 まで人気だったフランスツアーは、今年他のヨーロッパの地域へ切り替えられ、
 フランスへの旅行者が激減している。
 フランス側の動きはどうだろうか。
 オリンピックの開会式への不参加をいち早く発表したサルコジ大統領だが、現
 在ではEU加盟国の27ヶ国が足並みをそろえることが必要だと強調。中国からの
 反発を一手にうけただけに、EU全体の問題としてとらえ、フランスの参加不参
 加については明言を避けている。
 また、北京オリンピックに出場するフランス人選手が着用を求めていた「人権
 バッジ」は、フランスオリンピック委員会の会長に、着用を認めないと却下さ
 れた。バッジはチベット情勢を懸念する選手の発案で、「より良い世界のため
 に」という文言が入ったものだった。オリンピック委員会の会長はオリンピッ
 ク憲章を尊重するべきと主張した。
 中国人を敵に回すことによる、経済的ダメージを懸念する一方で、仏国内では
 依然、中国の人権状況への懸念やチベット人への同情が強い。パリ市は、ダラ
 イ・ラマ14世に名誉市民の称号を授与する方針を示している。
 FranceJournal
 
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