フランス映画祭2006: Les Revenants / they came back(仮題)
ドラマ/2004年/103分 配給:バップ+ロングライド 2006年秋 ユーロスペースにてロードショー
フランス版の『黄泉がえり』ともいうべきファンタジー・ドラマ!ヴェネチア映画祭に出品された、『タイム・アウト』脚本のロバン・カンピヨ監督デビュー作。『タイム・アウト』などローラン・カンテの作品に編集者・共同編集者として活躍してきたロバン・カンピヨの監督デビュー作。アメリカのSF映画と同じように、地球規模の出来事をフランスのある都市というスケールで取り上げている。ラシェルに扮するのは、『パリの確率』や『ふたりの5つの分かれ路』などのジェラルディン・ペラス。その夫のマチューを演じるのは、『真夜中のピアニスト』などのジョナサン・ザッカイだ。第61回ヴェネチア国際映画祭をはじめ多くの映画祭に出品され、批評家からの高い評価を得ている。
Story
突然大勢の死者たちが蘇る。世界中で、何千万もの死者たちが墓場を離れて街を占拠しはじめた。問題は、生き返った死者たちを社会の中にどう復帰させるかということだ。家族に引き取られる者もあれば、収容所で暮らすものもある。ラシェルの住む街にも多くの死者たちが帰ってきたが、彼女はあえて2年前に夫をなくした夫を探さずにいた。一方、蘇った夫のマチューはかつての職場で再び働いていた。会社の窓から見える妻の姿に満足していた彼だったが…。
Staff
監督:ロバン・カンピヨ(脚本『タイム・アウト(未)』)
製作:キャロル・スコッタ、カロリーヌ・ベンジョ
脚本:ロバン・カンピヨ、ブリジット・ティジュー
撮影:ジャンヌ・ラポワリー
Cast
出演:ジェラルディン・ペラス(『ふたりの5つの別れ路』)、ジョナサン・ザッカイ