janvier 30, 2008
Alizee / Psychedelices
以前紹介した今年は年女の女性ボーカルのアリゼの新作が昨年12月に発売された。結婚・出産をして活動を停止していたが、3年ぶりの新作を発売した。デビュー当時からミレーヌ・ファルメールのプロデュースで話題を集めていたが、今作はレーベルも変わりミレーヌ色は全くと言っていいほど消えている。
もうmademoiselleではないアリゼの復帰シングルとしてリリースされたMademoiselle Julietteはロック系で、今回のアルバムリリースで色々なインタビューがMSNフランス版などのインターネット上のサイトでも公開されているが、大体どこでも、「よりポップでロックでエレクトリック」な仕上がりと答えている。気になるミレーヌ・ファルメールにも聞かれ、やはりミュージシャンである旦那のジェレミー(Jeremy Chatelain)の影響が強いとか。
サウンドは少し前のアメリカのロック系ポップスって言う感じもするし、確かにエレクトロ系のサウンドもある。妙に低音が強調されていて、曲によっては音が割れているんじゃないかと思えるほどだ。
サイン会のシーンではスエーデンから来たとかニューヨークから来たというファンがいたりと、案外国際的な人気もあるようだ。今回のリリースは日本では発売されず、フランス以外ではアメリカでも発売されるようだ。
http://www.france.st/r/1
投稿者 paris : 02:05 PM
mai 27, 2007
恐るべしロシア!!
iPodの普及のおかげでインターネットでの音楽のダウンロード販売はレコード会社にとっても収入源になってきたようだ。ほんの少し前にはコピーされることの恐れで消極的だったのがレコード会社が主導のダウンロード販売サイトなども開始されている。
iTune Storeは曲数も多く、1曲150円からアルバムなら1500円から購入できる。特に廃盤なども販売している場合もあるから昔聴いていた曲やマイナーなアーティストの曲などをCDショップで探していた場合は重宝する。
フランスのアーティストも同様で大きなショップや輸入CD店にもあまりなかったり、結構高かったりする事が多いからiTuneの様なダウンロード販売は唯一の入手先だったりする。今のところ歌詞はダウンロードと一緒にもらえないので、検索して入手することになる。海外のものなら「アーティスト名 lyrics」などで歌詞掲載サイトなどに載っていることが多い。
しかし、例えばフランスのアーティストとなると日本のiTune Storeでは手に入りにくいが、フランスやその他ヨーロッパのダウンロード販売サイトには有ることもあるのでお目当ての曲がない場合は検索すると良いかもしれない。
その中でビックリするのはロシアのサイトで、ナント1曲9セント(US$0.09/約12円)で販売しているところがある。アルバムの料金は設定して折らず、アルバムを全て買うと曲数X$0.09と言う値段になる。アルバム全部買っても1ドル(120円)程度と激安だ。ただしデポジット制で一番始めに最低$20支払わなければいけない。デポジットの金額によってフリーで貰える曲も増える。ロシア語と英語で表示されているので、英語が苦でなければ、かなりのお買い得だろう。
全ての曲が揃っているわけではないが、欧米を中心にほんの少し日本の曲もある。購入した曲は、そのままクリックしてダウンロードすることも出来るが、専用のダウンローダー(Windows専用)を利用すれば自動的に全てダウンロードして、Media Playerの音楽用のフォルダーに入れてくれる。
このサイトの音楽形式は著作権管理が無いmp3で、一般的なビットレートは128kbpsだったりするのに192kbpsや256kbpsだったりと結構データー量が大きい。もちろんビットレートが高ければ音質が高いとは言い切れないが、データ量が大きいことは音質がより良いと言える。
インターネットで販売されている曲は圧縮されたフォーマットになっているので、基本的に音質は劣化している。一番の要因はエンコードの種類とエンコーダーの質。同じビットレートならエンコーダーの質が悪いとあまり高音質ではない。
iTuneで使われているAACの方がmp3より音質がよいと言われるし、ビットレートが高い方がより高音質だ。しかし10年前と違い最近はどのエンコーダーの性能も大きく変わらないようで、耳で聞く限りさほど違いを見つけられないだろう。
こういう点でビットレートが大きいのは歓迎なのだが、iPodなどに入れて聞くときには容量が大きくなるので、入れれる曲が少し減ってしまう。
LegalSounds
http://www.france.st/r/2
フランスのアーティストは充実していると言いにくいが、それでもメジャー所は結構あるので今回は女性ボーカルを中心に紹介をしよう。曲ごとに約30秒の試聴が出来る。
Mylene Farmer
http://www.france.st/r/3
アンテンヌフランスでも何回か紹介したフランス人なら誰でも知っている女性ボーカルで、日本で手に入りにくいシングルやライブ版などかなりの種類がある。
Alizee(最後のeにアクサン)
http://www.france.st/r/1
貿易風(alize)という名前のコルシカ島出身の女性ボーカル。子供のころから才能があり、旅客機の機体の絵が採用された事もある。フランスのテレビのオーディション番組で勝ち抜いていたところをテレビで見ていたMylene Farmerが青田買い、本人がプロデュースしているために、曲の雰囲気もよく似ている。現在は子供も生まれて休業中。
Moi Lolitaでデビューし話題となり、ライブもMylene同様大がかりなもの。Myleneが退廃的な感じでパリとするなら、明るく元気で地中海。テレビなどで歌うときのダンスは腰のくねらせ方が完全にラテン。声の透き通った感じはMyleneだが、フレーズ最後の[あ]の音の音階のあげ方や[e]の半音程度下がった感じの歌い方など特徴がよく似ている。
日本でもエリーゼというお菓子のCMに曲と共に本人も登場している。
(*アーティストごとのアルバムでよく似た名前の別のアーティストが紛れいているので注意)
Zazie
http://www.france.st/r/4
ロックとポップスの間のような女性ボーカル。以前Zenと言うアルバムを発売していたがこのサイトではリリースされていない。
Lorie
http://www.france.st/r/5
昔こういうバンド有ったなあ。と感じる女性ボーカルのポップス系ロック系のサウンド。
Jenifer
http://www.france.st/r/6
女性ボーカルで聞きやすいポップス。フランスにこういうサウンドを求めている人は多いんじゃないかと思う。
投稿者 paris : 02:21 AM
mars 02, 2007
哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選
普通に日本に住んでいると当然ながらフランス人がフランスで育ったように自然と知っていることが分からない。その一つがポップスだろう。ラジオやテレビが普及した現在は国民のほとんどが同じように当時流行った曲を知っているし、以後に生まれた人もどういう訳か知っている。全員があるテレビの主題歌なんかを口ずさむ事があったり、なんてことも良くある。日本では本当に長期放送している番組が少ないが、博多華丸の児玉清のものまねもアタック25が長寿番組で、最近は見てないのになんか知っていて面白いと言うことなのだろう。
フランス映画などを見ていると今でも昔のシャンソンが流れてくる。もちろんサウンドとしては、それで良いのだが、古い曲にはそれぞれの情報が含まれている。例えば、その歌のゆかりの名所があり、歌詞がその場を歌っている場合もあれば、当時の映画の挿入歌だったりと、何かと印象づけられている事が多い。
新しい映画でも、シャンソンのような昔の曲がよく使われているが、もちろん監督が好きだからと言うだけではなく、共有している心理を利用している。残念ながら背景を知らない我々では、監督の思い描いた描写が伝わらないわけだ。
そこで今回紹介したいのは日本のシャンソン界の重鎮で解説本の執筆や講座などを多く開いている方の新刊「哀愁と歓びのシャンソンの名曲20選」だ。日本の音楽界全体にその曲の背景などを学習しないで歌い方や表現方法などテクニカルな面のみに焦点が行き、無視されがちだが、欧米の音楽教育は歴史などもかなり学ぶ。そう言った意味で彼の活動はものすごく重要で貴重だ。
この本は、20曲の代表的なシャンソンとその背景や歌い手の人柄など分かりやすく読みやすくまとめられている。多分知っている曲も多いと思うが、改めて発見があるはずで、シャンソンファンのみならずフランスのことに興味がある人なら楽しめるはずである。
投稿者 paris : 02:44 PM
1|2|3 次のページへ>>